遠征的自由帳

ライブ、舞台(主にミュージカル)の記録やら旅行記やら タイトルは造語

ケミログ2022年[BLUE NOTE TOKYO] [Da-iCE TWO MAN LIVE TOUR 2022 -REVERSi-]

3月17日 東京 ブルーノート東京

[JCB Presents CHEMISTRY Live in BLUE NOTE TOKYO]

 

 キャパ激狭すぎて危うく諦めそうになったライブ。2公演中1公演は先行で取れたのだが、もう1枚は取れずずっともやもやしていた。チケットをもぎ取ったのは忘れもしない、当時付き合っていた恋人との初めての鎌倉デートの朝。

 「15分で終わらせてくるから集合時間遅らせてほしい」と連絡し横浜駅近くのネカフェに籠った。ブルーノートは金額によりシートが細かく分かれており、前方の席は空売りだと予想していたため(実際は知らん、1枚くらいはあったかも)一番後ろっぽい席から攻めたところ、なんなく入手。その後見に行ったら全てバツになっていた。やべえ危なかった。るんるんでデートに繰り出したのは言うまでもない。

 を飲みながらケミを見るという最高のシチュエーションでもはや曲数が少なかったことはどうでもよかった。あの雰囲気で歌う、というだけで贅沢で大満足。2部に関しては一番後ろのボックス席で1人だったため、めちゃくちゃ頭上で拍手してた。逆最前の楽しみ方がわかったのは大きな収穫。ちなみに帰り道暗すぎて駅までめちゃくちゃ迷って当時一人暮らしのくせに実家の親に電話した。

 

ぽちっとしてくださると嬉しいです!

 

5月1日 新潟 新潟テルサ

[Da-iCE TWO MAN LIVE TOUR 2022 -REVERSi-]

 

 前回のライブから1ヶ月ぶりのふたり揃ったライブが対バンである。Da-iCEとの対バンライブ。いくさぶライブの時にも思ったがやはり「こちらが呼ばれる側なんだ……」というなんともいえない感覚に襲われる。いくさぶの時と違うのは、こちらはゲストではなく対バン相手だったため、対等な感じがあった。座席が二日前とかにしか表示されない電子チケットだったのはドキドキした。電子チケットに慣れていない。充電とか気になってしかたないし。

 ケミとDa-iCEの関わりを説明しておくと、堂珍さんは花村想太くんとミュージカル『RENT』での共演経験があり、要さんと大野雄大くんはイベントで共演したり一緒に曲を歌っていたりといった親交がある。かわいいのとかわいいの、かっこいいの(というかガタイがいいの)とかっこいいのが仲良くしてるの、あまりにも解釈一致でビビる。公式に頭の中読まれてる? ちなみにこれについてはケミ本人たちも思っているらしく、声が高いのと低いのでバランスが自分たちとDa-iCEは一緒だというようなことをテレビで話していた。わかってんじゃんんっ!

 新潟テルサの最寄駅はJR新潟駅なのだが、そこからバスに乗っても20分かかる。最寄駅の意味とは……。すっかりファンになったRさんと新潟駅で待ち合わせ、寿司を食べたりカフェに入ってゆっくりしたりしてからバスに乗ってホールへ。

 Da-iCEくんは結構ノリノリな曲が多くペンライトを振る曲が多いと事前にレポで読んでいたため、ケミもそういった曲で固めてくるかと思いきや、一曲目がまさかの「why」でずっこけた。「why」はいい曲ですが、どう考えてもオープニングの曲としては暗すぎる。最初の歌詞が「もしこの命が尽きてしまったとしたら もう貴女の声を聞く事も出来ない」ですよ? 中盤ならまだしもなんで一発目の曲がこれだったのか、未だ謎である。

 ちなみに堂珍さんはよくソロライブでこの曲を歌う。あまりにも歌うからRさんとの間で「why禁止令出そう」ということで話がまとまっている。三曲目に歌ったデビュー曲の曲中で要さんが「立て!」のジェスチャーをしてきてありえないほど沸くなどした。

 MCでは普段の自分たちのライブと比べて年齢層が若いといった話をしていた。確かにずっとイヴ・サンローランのモンパリの匂いしてたもんな……だから年齢層が低いと言う証明にはなりませんが それでもケミの現場ではまず自分からくらいしかしない香りだし

 後半のDa-iCEのパートでは、事前にセトリを調べプレイリストを作っていたためノリノリで盛り上がった。今でもDa-iCEの曲はよく聴いており、特にチケ発が思うようにいかなかった時「Breake out」に出てくる歌詞「下剋上いざここから」「勝つまでが勝負」を聴いて自分を鼓舞している。Da-iCEくんたちもまさか他グループのオタクがチケ発のたびに自分たちの曲を聴いているとは思ってないだろう。

 MCで大野雄大くんが「今まで(ツアーの対バン相手)2組はロックバンドだったけど、今日は僕らがずっと聴いてきた人たちのライブ」「オリジナルって誰かの真似から始まって、それを続けて出てきたものがオリジナルになる。僕も(花村)想太もカラオケで何度も歌ってきた。だから僕らにはCHEMISTRYの血が流れている。そんなお二人に恥じないようなパフォーマンスをします」といったことを語っていて、そのあまりにもケミを尊敬している姿勢に感動した。

 ダンサーの一人である工藤大輝くんはオーディションの歌唱披露でケミの「FLOATIN’」を歌ったという筋金入りのケミファンであり、終始テンションがおかしかった。「どうする? 今からCHEMISTRYの好きな曲語るMCやる? 三時間くらいかかるけど……」「(みんなで写真撮ったら)親に送ろーっと! 親も大ファンなんです!」「さっきステージの後ろにCHEMISTRYって出てたじゃないですか? あれもまだ信じられないですもん」とマジのファン発言をしていて印象良すぎ。歌って踊っている間はばりばりのかっこいい人たちなのに、最後の集合写真のところではマジのファンの挙動をしていて無限に大ウケしていた。いい子達だったしパフォーマンスも良かったのでまたライブ行きたい(単純)

 

ぽちっとしてくださると喜びます!