恐ろしいものを観てしまった…
2/11 『スリルミー』ソワレ
ヒョンジンレイとヘジュンリチャード
私と彼をレイとリチャードって呼ぶのは癖なので慣れてください
リチャードがドSであればあるほど楽しくなってしまうので楽しみ。レイも天使のように愛らしい…
と思っていたのに
私の知ってるヒョンジンレイ、どこいった
まあ前が韓国スリミ初見だったので見落としが多かっただけかもしれないけれどこんな衝撃は受けなかったので、多分、前はしてなかったことだらけだったと思う。
まずよく笑う。これは1月の公演の時と同じである。
相変わらず触られることには敏感だしそれをわかってるリチャードが何度も首筋を触ったり顎をつかんだりする。それに対してもにこにこする。顔を近づけられてもにこにこする。デレデレである。
そんなことあるごとによく笑うレイの中に今回見受けられたもう1種類の笑いは
歓びからの笑い
順を追って変わったなと思う点を羅列します。曲順には並べてるので時系列に従っているつもり 印象的な曲だけピックアップしてるため特に詳しく書いてない曲もありますが悪しからず
・Everybody wants Richard
リチャードがレイの腕を引っ張る→マッハで唇を押し付ける(勢い良すぎて思いっきりメガネ、顔に当たってたな)→一度唇軽く離す→リチャード引き寄せてもう一度キス→レイ一生懸命抱きついて引き寄せる→リチャードに引き剥がされる→レイ「もう1回!」の顔する→リチャード離れていく
キスのレポを詳細にすな
まあめちゃくちゃ長かった。前回と比べて尺めっっさ取ってた。えらくあっさりしてるなという印象があったので衝撃だった
あとは曲中でレイ足ドンッ→リチャード真似して足ドンッ(倍くらいのバカでか音)の流れで相変わらず音で威嚇してくるタイプ…となった。ヘジュンリチャードは物音も足音もうるさくて圧のかけ方がウケますね。あんまりにもドンドン物音たてるからびくびくしつつも対抗すべく声を荒げて歌うヒョンジンレイ可愛い
・Nothing like a fire
正直キスシーンで記憶がふわふわしてるのだけどやたらレイがリチャードに顔を近づけて歌われてた。レイを椅子に座らせたあとしゃがみこんだリチャードに、レイが何度もキスしてほしそうに顔を近づけたり身体を触ったりするのでがっちり顎ホールドされるのが可愛かった。完全に小さい子ども扱い この日のレイはリチャード唇ハンター名乗っていいと思う
・A written contract
契約書タイプライターでうたせるところ前も思ったけどかなり操り人形感があって好き。肩掴んで座らせて、その肩においた手をゆっくりと身体に沿わせながら腰あたりまで下ろし、日本語歌詞の「作ってサイン」の部分で手を掴んでタイプライターの上に強引にのせる。全てを手に入れるために望んで操り人形になるレイ…
日本歌詞「血で汚すなよ」で足元に垂れてしまったのであろう血を足でさっと拭うレイ、絶対ミートソース服に零すタイプとみた。てかそんな垂れるほどリチャードは深く切ったのか…。
折りたたんだ契約書を渡すシーン
笑顔で受け取ろうとするレイ→リチャード一旦引っ込める→レイ、クーン…って寂しがって鳴いてる犬みたいな表情→ちゃんとリチャード渡してあげてめっちゃ笑顔になるレイ
表情の移り変わりが幼い子のそれでかわいいですね
・Thrill me
かばんでどれだけでかい音出せるか選手権勃発
レイがリチャードの目の前にかばんを投げ落とす
↓
リチャードすごい勢いで蹴る(ここで取りに行くレイ、犬?)
↓
取りに行ったかばんを全力で投げるレイ
ふたりともモノに当たらないでほしい。
曲の終盤でベスト脱ぐところ、レイのマッハで脱ぐ演技でどれだけ我慢してたのか伝わってきて演技が細かくていいなと思った。そのあと階段で押し倒されるリチャード「されるがままですが何か!?」みたいな舐め腐った顔してたのでレイが服つかんで引き寄せて暗転 いい夜をお過ごしください
・The plan
満面の笑みで服を着るレイ。ポケットからはみ出してないのにわざわざ服の中から契約書ひっぱり出してにこにこしながらしまうのおもろすぎでしょ。ポケットに入ってる宝物何回も確認する小学生か?
・Way too far
ここらへんから様子がおかしい。やたら勝ち誇ったように笑う。「戻りたいと思っていても戻れなくて…」とか歌いがら辛そうな中にも歓びが見える表情 道に迷ったのも禁じられた森に入ってしまったのも全部リチャードとふたりだから嬉しくてしかたない。何も後悔してないのに後悔してるっぽい歌詞を歌うのがあまりにも違和感があってぞくぞくした。ほんとにリチャードのことしか考えてない
・Roadstar
子どもの誘い方がかなり自然になってたリチャード、ナイスすぎる。怖い顔せず優しい表情で誘い出せてえらい
・Ransom note
ここで脅迫状を書いているリチャードの頭をゆっくりと頭に触れない距離で撫でるように手を動かすレイ ここから操られていた対象が操る立場に変わるのがはっきりわかるのテンションあがる
・My glassess / Just lay low
日本語訳「お兄さんに代わってくれる?急用なんだ」の部分が全く優しくなくてウケてしまう。比較対象に日本版2013年ライブCD田代万里生レイを出すと
「(勢いつけて)もしもし!あぁ、(優しい声にかわって)お兄さんに代わってくれる?急用なんだ」
ヒョンジンレイ「お兄さんに代わってくれる急用なんだ!!!(ここまで一息)(圧)」
あとはリチャードが1月の時よりもうろたえていて人間味が早い段階で出てくるようになったのが印象的だった。人間を取り戻すのが早いリチャード(元々人間ではある)
・I'm trying to thinkの後のシーン
今日も足蹴りシーンありました。なんの報告だよ。
今回いちばん書きたかったのはここ
リチャードがタバコのケースにキスをして渡しタバコを1本投げつけて去っていき、しばしの沈黙の後
レイ「………アッハッハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!」
まじで気、狂ったのか?????
微笑みを浮かべたままゆっくりとWay too farのリプライズを歌いながらタバコのケースを見つめ、先ほどリチャードがやっていたようにそっとキスをするレイ
完全に勝利を確信した笑い。リチャードをうまく操ってここまでこれたことへの抑えきれない喜びを隠そうともしないのがさっきも書いたようにリチャードのことだけを考えてここまで生きてきたことを証明してくれた
・Keep your deal with me
土下座しながら「俺のせいだよ…」と歌うリチャードに態とらしく驚いた表情をしつつも喜びを隠せないレイ。そんなに笑ったらもう計画リチャードにバレない?大丈夫?
キスは嬉しそうに近づいてきたリチャードを一旦待てするレイ→引き寄せてキス
どっちがどっちの犬なのか考えさせられる
・Afraid
全力怯えリチャード爆誕
本当に人間味が増した気がする。声もすごく震えていて、まああんなにレイが怖くなったらこれくらい全力で怯えるようにもなるか…となった
・Life plus 99 years
リチャードが殺人を計画するあたり(曖昧)で「いや、いや、いや…(ハートマーク)」と語尾にハートマーク付きで言っていたのを嬉しそうに完全再現するレイ
わかってないねえ…とでも言いたげな態とらしい呆れ顔をしながら歌い出すレイ、完全に勝利者の顔だったな 何度も嬉しそうに声を出してケタケタと笑うたびにやばいものを見るような目でリチャードに見つめられていることには気づいているのか否か
・最後のシーン
日本語訳「自由…?」と言った後、また声を出してケタケタと笑い、もう一度「自由」と笑いながらぼんやりと外を見つめるレイ。いつもその目の先にはリチャードの幻覚がいるんだろうな
最後にタバコのケースを取り出し、もう一度先ほどと同じようにキス 完全に34年前の記憶を思い出している表情だった
結論:短期間でここまで役の印象を変えられるヒョンジンやばい
さすがに沼が深すぎて現世に帰ってくることを完全に諦めた公演でした
Auf Wiedersehen…