遠征的自由帳

ライブ、舞台(主にミュージカル)の記録やら旅行記やら タイトルは造語

ミュージカル『スリルミー』2020年韓国版2/26マチネ&ソワレ

おはようございます。昨日の終演後に予想外にも程がある案件にぶち当たってしまいまし「無理」「やばい」「진짜????????」を連呼しながら仲良くなった韓国人お姉さんにしばらく介抱されてました。劇場前で一生幸せ宣言した

 

 

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2/25『スリルミー』マチネ&ソワレ

ヒョンジンレイ&ヘジュンリチャード

ちょうど2週間ぶりのヒョンジンですね。相変わらずかわいい ヘジュンリチャードが最後めちゃくちゃ怯えるくらいには怖くなってましたがその話は後ほど

 

曲順に沿って書いてます。印象的な曲だけピックアップしてるため特に詳しく書いてない曲もありますが悪しからず。マチソワぶっ続けだったので記憶が混ざってる可能性もありますがマチソワで違いがあった気がする部分があれば書いてます。

 

 

・Everybody wants Richard

ヒョンジンレイ、「ハァッ」って感じの吐息が多い。リチャードといるときのテンションが異常に高い


キスする時にがっつりヘジュンリチャードの尻を揉むヒョンジンレイ…

[ソワレ]1回リチャードが唇離したのに短くキスし返しててやらしいなと思った

キスの後のヒョンジンレイ行動

[マチネ]両手で鼻を覆い吸い込んで続き歌い出す

[ソワレ]口元押さえて口から吸い込んで続き歌い出す

好きな人を体内に取り込めてよかったですね(なんでそんなやらしい言い方する?)

 

・Nothing like a fire

そうだこのペア「赤く赤く広がる」でリチャードがレイのこと顎クイするわ…と思い出して頭抱えた。無理やり自分に目を向けさせてにやにやするヘジュンリチャード強い…



・A written contract

他の契約の直前リチャードに「打て」って言われてからくっそ乱暴にダンダンダンッガタンガタンガタンガタンッってタイプライター打ち始めてわろた どんな抵抗だよ

[ソワレ]ダンダンガタンガタ…あたりでいったん「んふっ」みたいな表情になって通常の打ち方に戻すのあざとすぎんだろ

 

血の契約もサインしあとパッパッて手を振り払って「血で汚すなよ」で足で血の部分踏んづけて床にビヨーンって広げるの、さすがに塗り広げてるだろそれ 絶対汚れてる汚れてる

 

折りたたんだ契約書を渡すシーン

ヘジュンリチャードは「2人は決して離れない永遠に〜」のリズムでゆっくり下げるのかっこいい

 

 

・Thrill me

 

取っ組み合いの喧嘩すな

 

ヒョンジンレイこんなにイライラしてた…?大丈夫?なレベルでブチ切れてた。日本語訳「すりーるみーすりるみっ」「やめろおおおおおおお」のレイ→リチャードのバックハグもめっちゃ投げやり ヘジュンリチャードが胸ぐら掴んだらヒョンジンレイも胸ぐら掴み返すしでとにかく大喧嘩だった。喧嘩する前になんとかせえ

日本語訳「明日は早いんだ」の後のレイの微笑みも今までは勝利の笑みだったのに今回は「…でしょうね、当然でしょ?」みたいな顔しててお強かった。女王様…

 

あと自分のサスペンダー下ろしてリチャードの上に乗っかるのエロすぎた。完璧な夜をどうぞ
 

 

・The plan

[マチネ]ポケットからわざと契約書滑らせて床に落として「ふふっ…」て顔して拾うのはずるい。

殺人の計画をねりねりしてるリチャードにバックハグされた状態で勝利の笑みを浮かべるヒョンジンレイ…もうこの時点で勝てる気がしない

 


・Way too  far

今回は何となく1曲を通して辛くて悲しそうな顔してた。やっぱり禁じられた森にきたこと自体は後悔してるのかなと思えた。確かにそこは反省して欲しい部分ではある リチャードと一緒に禁じられた森に来られたのは喜んでいいけど人殺しはいけないことなので(当たり前体操)


 

・Roadstar

ヘジュンリチャードめっちゃ誘い方怪しくなってたんだけど??????????え、ほんとにそれでいいの…????ほんとに子どもついてきてる???にこにこじゃなくてにちゃあ…て感じでほんとにリチャードは誘拐するの初めてなんだなあと思えた。というか普通に初めてであってくれ

 

 

・Ransom note

そっとポケットに眼鏡が入ってないことを確認してから「ねえ!!!!眼鏡が!!!!」って言うの計画的犯行なことを観客に伝えすぎてて好き 

 

脅迫状を受け取って部屋を出ていくヒョンジンレイ

「(にやぁ…)」\バタンッ/

ホラー映画か何かか?

 

 

・My glassess / Just lay low

リチャードに日本語訳「いや、お前だけだ」て言われたあと2階の机の下に隠してあったロープを真顔で観客に見せてくるのホラーすぎた

 

 

・I'm trying to think

上手くいくと手を1回叩いてくれるヘジュンリチャード優しい

「上手くいくかな…」ってリチャードの手を辛そうな顔でギュって握るヒョンジンレイ…あざと…

 

 

・I'm trying to thinkの後のシーン

足裏蹴りが強弱3段階になってた ダン、ダンッ、ダンッッって感じ

適当にタバコケースにキスして渡され、タバコ投げつけられリチャードが去った後、笑い声は前よりも抑えられてたのに

 

「ふふっ」

楽しそうに床にあるたばこ蹴り

 

「ふふっ」

もう1回たばこ蹴り

 

「ふふふんっ」

 

 

ダンッ(たばこ踏みつける)

 

 

怖すぎてヒッて声出そうになった

 

「ふふっ」だけでも怖いのにその後の行動が全部怖い

終演後仲良くなった韓国人お姉さんに「韓国の観客はみんなリチャードにはヒョンジンレイから逃げて欲しいと思ってる」って言ってて激しく同意したもん…

 

 

・Keep your deal with me

「俺のせいだよ」に対して「で、他なにかないの?」「それで?」みたいな顔のヒョンジンレイ リチャードが土下座し始めたら「そうそう…」ってにこにこする やっぱり女王様か…

 

レイ→リチャードへのキスはめちゃくちゃ優しかった。唇離した後聖母みたいな顔してたもん

 

曲の最後に互いの手の甲にキスしあうふたり このふたりはやっぱり離れられないんだろうなと思えた

 

 

・Afraid

「やだ!!やだ!!しにたくない!!!!」って床どんどん叩いたり喚いたりしてるのみてわかるぞ…

となった。怖い思いした挙句死ぬとか嫌すぎる

 

 

・Life plus 99 years

「はーーーーあっ何もわかってないねえ…んー?」みたいな顔でじりじり近づいてくるヒョンジンレイ、ホラー映画か?(2回目)

 

ヘジュンリチャード「ハハハハハ…死刑になったら!!????(怒り)(胸ぐら掴む)」

ヒョンジンレイ「君と一緒に死ねるなら悪くない(別にいいですが何か?みたいな顔)」

もうリチャードと一緒にいられれば何でもいいんだろうな(考える力放棄)

 

 

・最後のシーン

「自由…?ふふふふ…」

 

最後の最後の「すりるみーっ」の後の表情の感情が一生分からなくて頭抱えてる…喜びではないけど悲しみでもなさそう、怒りでもない…あそこの感情が知りたい

 

 


前回よりもにやにやにする怖さが減ったなあと思ってましたがいちいち行動が怖くて結局怖かったという感想になりました。前回よりも悲しみの表情が増えていたのでどんな役作りの変化なのか気になる…。ヒョンジンレイの怖さが増せば増すほど冷酷なヘジュンリチャードがAfraidで暴れるから怖いままでいて欲しいです(?) だけど1/26に初めて観たときの終始天使のような表情のヒョンジンレイも愛おしい…好き。まあここまで変わってしまったら戻ることはなさそうなのであれはあれで脳内上演し続けます。

ヒョンジンレイの愛がねじ曲がってるなと思う部分は好きな人を自分の思い通りにするという行動を全く悪意なく純粋に楽しんでやっているところなのかなと思ってます。ウソクレイはどの行動も「ごめんなさい…」って顔しながらやっているのに対し、ヒョンジンレイは「リチャード♡リチャード♡♡」って気持ちでいっぱいすぎて自分のしている行動に申し訳なさが一切感じられなくて、そこがすごくねじ曲がっているなと。リチャードのためならどんなこともできてしまうというよりもリチャードのためになんでもするし手に入れるためならなんでもするのが当たり前の世界で生きている ヒョンジンが演じるレイはそんな印象のレイだなと思ってます。だからどれだけ常識から逸脱した行動をしていてもそういう世界で生きているしなあと許してしまえるような、そんな恐ろしさも秘めている。観れば観るほど、考えれば考えるほど本当に危険なレイですね。

 

 

Auf Wiedersehen…

 

 

ミュージカル『スリルミー』2020年韓国版2/25

皆さまお元気ですか。前回の記事に書いた通り韓国にきております。いろんな人に心配されたので黒マスク&手ピカジェルボトル持ち歩きしてる。えらいですね

 

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2/25『スリルミー』ソワレ

キム・ウソクのレイ&ノユンのリチャード

初観劇キャスト&ペア

 

ウソクたゃに関しては(ウソクは可愛いのでウソクたゃって呼んでる)28日にヘジュンとのペアで観られるわラッキーと思ってたらあることに気がついて


ノユンの回、行けなくない?


ということで急遽追加しました


大前提としてノユンの顔がめちゃくちゃタイプです。好きすぎて困ってる。顔に慣れたくて動画調べまくって日本で繰り返し観てました。ちなみに好きな顔と推しは違う 顔で推してたら今頃染谷俊之とか吉岡祐推してる

 

ノユンリチャードとウソクレイを観終わった感想としては

人間としての何かがところどころ欠落したリチャード×地獄育ちリチャードガチ恋レイ

ノユンリチャードはもっと優しくて思いやり増し増しでウソクレイはもっとにこやかなのかなと思っていたら思いっきり裏切られました

 

https://youtu.be/HYChQvBypaM

↑これを繰り返しみてたからよく笑うかわいい子…という印象だった 刷り込みは怖い(それはただの繰り返し見た弊害)

 

前回と同じく曲順に沿って書いてます。印象的な曲だけピックアップしてるため特に詳しく書いてない曲もありますが悪しからず

あと「ヒョンジンレイは〜」とか「◯◯リチャードは〜」とかちゃくちょく書きますがどちらがいいということではなくこんな違いがあるよというだけなのでこちらも悪しからず どちらも独自の世界観と解釈があるので好き嫌いというより違いを楽しむ舞台なのかなと思ってます(スリミ初心者の考え)

 

 

・Everybody wants Richard

ずっと神妙な顔のウソクレイ。リチャードと話してると多少はにこやかにするけど、首やいろんな部分触ってもにこりともふにゃりともしないの、めっちゃガチ恋感ある…好きすぎる人に予想外な何かされると固まっちゃうよね

 

ちなみにこの記事で出てくる「ガチ恋」は普通の恋愛感情と何が違うんだと戸惑われる方も多いと思うので解説しておきます

ガチ恋とは『"本気(ガチ)"で"恋"している"オタク(ファン)"のこと。アイドルを普通にファンの立場で応援するのではなく、恋愛対象として本気で好きになってしまった人を指す。』

(引用:https://numan.tokyo/words/Zpz1o)

レイもリチャードも同じ年の青年ではあるけれどウソクレイからのリチャードへの気持ちは手の届かない憧れの人、だから容易に近づいてはいけないのではないか、好きでいてもいいのか、という気持ちを少なからず抱いているレイという印象を受けました。リチャード相手に何度も怯えたり震えたりする。なのでウソクレイのリチャードに対して抱いている恋愛感情はガチ恋してしまっているオタクから俳優への恋愛感情と似たものを感じるのでここではガチ恋という言葉を使っています。本来の意味とは若干違うのかもしれないけど私の考える1番しっくりくる言葉がこれです。

もちろんヒョンジンレイもリチャード好き好きな人ではあるけど、愛情、だいぶねじ曲がってるので…また違う愛の形なのかなと。私はツイフィールにも書いてある通り愛情がねじ曲がっている人間なので個人的にはヒョンジンレイの愛し方のほうが共感できます。何の話や


ノユンリチャードはAuf Wiedersehenの発音が3人のリチャードの中で1番ネイティブ寄りでした(そうですか)


タバコの煙を吹きかけないノユンリチャード。これだけ見るともうめちゃくちゃに優しいリチャードですよ。足音で威圧もしないし睨みつけもしない ただタバコ吸ってるだけの時間

あとはタバコの火をやたら嬉しそうに見てる。落ちていく火の粉を「ほぁぁ〜〜〜」みたいな、イルミネーションでも見るかのような目で見ててこれだけで放火が好きなことがわかってしまって楽しかったです

キスは両手で顔を包み込んでキス→レイの唇何度もとんとん触る

ガチ恋製造機ノユンリチャード

キスの時間としては結構短めでした(当社比)

 

 

・Nothing like a fire

ノユンリチャード甘やかすのがうますぎる王子様か〜????思っていたら人間としての何かを欠落してる部分を見てしまって震えた

 

曲ラスト

日本語訳「赤く赤く広がる」

レイ→リチャードの顔を見てる

リチャード→正面の炎を見てる

 

レイよりも炎を愛しい人を見るかのような目で見てた

最後の最後にレイのことを見つめるけれどその目もレイがリチャードに向ける目とは少し毛色が違った 本当にレイのことを何だと思っているんだろうと不思議に思った瞬間でした。人間としての何かが足りてない…
 

・A written contract

ノユンリチャード、基本的に飄々としてるんだよなあ…その割にはにこにこするんだよね やっぱり何考えてるかわかんない

「契約して相手の要求にはこたえるようにしよう」みたいな歌詞(曖昧)時、思い出したように唇をなぞるウソクレイ…いちばんの要求はキスなのか

血のサインのときめっちゃ頑張って手をグーにして指出さないようにしてるウソクレイはかわいい

折りたたんだ契約書を渡すシーンはすんなり渡してました こうやって時々優しいと余計に人間を失ってる瞬間の怖さが分かりますね。サイコパスは基本的には優しいって言うのはこういうことなのかな

 

 

・Thrill me

はじめてウソクレイがリチャードに感情を剥き出しにしてた

ヒョンジンレイは剥き出しというかよく笑うから感情がわかりやすいけど、ウソクレイは基本的に表情が変わらないからThrill meでようやくリチャードに感情剥き出しにできてよかったね…となった

ノユンリチャード終始「あああもううるせえなあああああああああ」って感じで騒いでて反抗期VS反抗期みたいになってた 若い

あとは鞄の中身見てくそいらいらしてた 取り出した1つ目のものから投げてたもんな ごめんな気に入らないものしか入ってなくて…

最後のところはリチャードからキスしようとする→レイが身体だけ軽く押し倒してキス

あそこキスしていいんか??????そうですか…おやすみなさい

 

 

・The plan

ノユンリチャードが超嬉しそうに誘拐と殺人の話をしてる横でリチャードがそう言うなら…と辛そうな顔をしながら立ってるウソクレイ 今すぐその男から離れて別の人と付き合った方がいいよと強く思った

あとリチャードがレイを甘やかすときの「チャギヤ〜(愛しい人の呼び方)」がハートマークつきまくりでわろた 腕首にまわして顔近づけてあんな甘い声で「チャギヤ〜」て言われたら、まあ、従うわなとなった 

 

あとノユンリチャード指パッチンが多い

どこぞの学園のキング並みに指パッチンする もう指パッチンの回数数えたくなったもん。パッチンの響きもいい

 


・Way too  far 

ウソクレイここから先ずっと超辛そうにしてて本当に見てられなかった。見てたけど、長い時間レイのこと見れば見るほど可哀想な気持ちが増した


 

・Roadstar

ノユンリチャード子どもの誘い方1番うまくてわろた 子どものことお客様はお姫様のみたいな扱いしてたな(※元ネタはケンティー)

 

 

・Superior

・Ransom note

全力で怯えてるレイといえーーーい!!!!!!超人になったぜ!!!!!!!ってテンション爆あがりリチャードの対比 本当に何で一緒におるん?

 

 

・My glassess / Just lay low

日本語訳

「もしもし!お兄さんに代わってくれる?急用なんだ!」(ガチギレ)

リチャード以外への当たりがつよい 

世界には自分とリチャードしかいないと思ってるんか??

 

 

・I'm trying to think

最初のところでヒョンジンレイは三角座りしてるけどウソクレイは立ちっぱなしでおろおろしてた こんな違いもあるんか

ずっと指パッチンしてるノユンリチャードまじイケメンだった 自信つけようとしてたのに全然ウソクレイ自信持ってなかったけど

 

 

・I'm trying to thinkの後のシーン

足裏蹴りしたあと顔も蹴ろうとするノユンリチャード 顔はやめて…

勝手に蹴るタイプじゃないと信じてたから驚いた


涙目で投げつけられたたばこを拾いキス、そっともらったケースに戻すウソクレイ

この数秒の動作だけでどれだけリチャードのことが好きなのかよくわかる…細かい とにかく従順すぎるレイなんだよなあ

 

 

・Keep your deal with me

土下座しながら日本語訳「俺のせいだよ…」と歌うリチャードをみて「ごめんね…ほんとに…ごめんね…」って顔であたふたするレイ…大好きなリチャードのそんな姿見たくなかったよな

語尾に全部「ごめんね」がつきそうなウソクレイ…支配したいというよりこうするしかない、という気持ちの方が強そう

 

キスしようと近づいてきたリチャードを抑えてキュッと背伸びをしておでこにキスするレイ

少女漫画…?

 

 

・Afraid

ノユンリチャード声が震えに震えてた 急に生に執着しはじめてそういえば人間だったなと思い出した

 

 

・Life plus 99 years

ウソクレイずっと涙を堪えてた ところどころ涙声になりかけて戻して…の繰り返し 

 

日本語訳
ノユンリチャ「死刑になったら!!!???(バカでか声)(怒)」
ウソクレイ「君と死ねるなら…それでも…いい…(セリフ曖昧)」の言い方があまりにも切なくて「それしかない」って感じがしてすごくよかった。死刑になってもいいというよりリチャードと死にたいという気持ちが強いレイ よく刑務所の中でリチャード殺されたとき後追いしなかったな 

 

 

・最後のシーン

リチャードが死んだことを思い出して涙声になりかけてて泣きそうになった

日本語訳「自由…?」の言い方さえも悲しそう 外を見つめてもそこにはリチャードはいないから、自由になってもそれは自由じゃないんだよね

 

最後の最後
ノユンリチャ「チャギヤ」

ウソクレイ「…っ」

 

この「…っ」の間にいろんな感情が読み取れてしまって最後の最後までリチャードに対する愛情の重さで観客を苦しめるのかと文字通り苦しくなった

 

 

 

ウソクレイはやむを得ずこうした、という感じが強くて他の男と出会っていれば幸せになれたはずなのにと強く思ったけど、ガチ恋なのできっとリチャードじゃないとダメだったんだろうな。リチャードだから非人道的なことでもなんでもしただけで中身はすごく誠実で真面目で良心の塊みたいな人なんだと思う 

だから「リチャードみたいな男からは離れなさい!!!」と何度も思ったけど、まあ無理なんだろうなと思えるラストだったから言い方はおかしいけどすごく安心した

ノユンリチャードはレイに優しくすればするほどサイコパスみを感じてしまって3人のリチャードの中でいちばん怖かったですね。ジュンモリチャードは割と(割との感覚がバグってる)終始まともだしヘジュンリチャードは最後のギリギリまで人間味がなくて怖いと思ってたけど、ノユンリチャードを観終えて思ったのがヘジュンリチャードはああいう冷酷な性格なんだなとわかるのに、ノユンリチャードは何考えてるかわからないから怖いんだなと思えました。あ、ここは冷静に諭すのかと思ったらキレるの?ここはこんなに優しくするの?みたいな。だいたい何となく予測がつくものだけどそれがつかなかったから、そういう予測ができないという点は人間らしいと言ってもいいのかもしれない。まあ人間としての何かは絶対足りていないですが…(まだ言う)

あとヒョンジンのレイはめちゃくちゃ愛情ねじ曲がってることがよくわかる公演でした。ウソクレイは、デスノートでいうミサミサみたいな愛情のぶつけ方な気がします。ストレートに「リチャード好きだよ!!!!!」って気持ちをぶつけようとして、その手段が殺人に加担することだったんだよね。切ない まああんまりヒョンジンの話を書いてもあれなのでヒョンジンレイの公演の時に考察はいろいろ書きます

 

 

初ペアだしスリルミー何度目かなのでいろんな部分が見えてめちゃくちゃ長くなってしまった

いつもつらつらと書いているだけなのに最後まで読んでくださりありがとうございます。アクセス数が励みですスリルミーを愛する皆さま全員愛してます これからも禁じられた森の中で楽しくもがき苦しみながら暮らしましょうね

 

Auf Wiedersehen!

 

 

新生ミュージカル『デスノート』甲斐ライトver.

こんにちは万美です。元気です。フランケン名古屋から帰ってきてから一昨日までなかなかできなかった家の掃除をしてました。掃除はいいぞ

あとデミアンチケッティングのためにネカフェに行くなどしてました。取れたっちゃ取れたけどまさかの戻りチケットの方が欲しい席だったので結果的にめちゃくちゃ性能の良いパソコンに30分お金を払って触っただけでした。まあそんなこともある

 

 

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静岡まで甲斐翔真ライト観に行ってきました。静岡まで行った理由は予定が静岡しか合わなかったからです。

あと海鮮食べたかったから行きました。静岡駅で寿司をめっちゃ食べられてハッピー

 

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2/23 『デスノート』マチネ

 

マリナート清水は初めて行きましたがガラス張りできれいでした。愛知の刈谷市総合文化センターみたいに駅から直結なのもいいですね

 

甲斐ライトは最初から最後デスノートに書かれて死ぬ瞬間まであくまでも普通の人間だったのが印象的でした。正義感が強くて勉強が周りよりもよくできるどこにでもいるような学生がたまたまノートを拾ってしまった…という物語がしっかり伝わってくる演技 びっくりするときはしっかりびっくりするし、喜ぶときはすごく嬉しそうにする。だから最後にLと対面する倉庫のシーンでげらげら笑い転げるところもあんまり狂ってる印象は受けなかったです。Lに勝てたことがあまりにも嬉しくて喜びが抑えきれないって思いからの笑いだから、純粋に「ああよかったねえ」と思えました。わたしは殺人鬼相手に微笑ましい気持ちになるな

初めて観た甲斐くんは表情がくるくる変わるところが年相応な感じがしてよかったです。甲斐くん自身22歳、現役大学生の代……。通りでナチュラルに学生っぽさが出てました。「キラ」リュークにくるくる回らされるところの目がほんとに(´⊙ω⊙`)で可愛かった。そしてやっぱり片方の口角だけ綺麗にクッてあがる人はいいな…皆さんあれできますか?わたしは綺麗にできない。多分人体の造りが違うんだと思う

歌い方にも全く癖がなくしっかり伸びて余裕があるので何も言われなかったら初ミュージカルとは思えなかったと思います。最初に初ミュージカルだって情報を見てしまっているから贔屓目もありますが想像以上の上手さでした。何にも染まっていない歌声が今後どうなっていくのか気になるからはやく他の作品にも出てほしい

 

あとは地方ネタがありました

リューク「なありんごくれよりんご!りんご!りんご!りんご!!それは地元のみかん!!!

ライト「…みかん(多分みかんでもいいんだな?みたいな感情)」

リューク「冗談だって」

地方といえば愛知も大阪も東京からしたら充分地方だと思うのですがなかった気がします。あったら教えてください

名古屋でリュークが「なありんごくれよりんご!りんご!りんご!りんご!!それは地元のういろう!!!」とか言い出したらそれはそれでウケるからやってほしいな(ういろうは果物ではない)

 

甲斐くんのことばかり書いたけど他のキャストの方も東京の時よりも格段に素敵になってました。というか東京の時点で素晴らしすぎたのによりよくなるとか最高しかない。髙橋Lはさらにぬらぬら動くようになってたしヘナレムはさらに母性溢れてました。最高

デスミュは曲もストーリーも大好きすぎるので定期的に摂取したいですね またすぐに再演してほしい

 

 

余談ですがそんなこんなで明後日からスリルミー渡韓です。人間が一気に浴びられるスリルミーの限界数に挑戦みたいな数観てきますが毎公演「終わらないでくれ…」って嘆いてる未来しか見えん 毎日とりとめのない感想というかレポあげますね。ペア数だけでいうと4ペア見られるので楽しみです

 

皆様も良き観劇ライフを〜

ミュージカル『スリルミー』2020年韓国版2/11

 

 

恐ろしいものを観てしまった…

 

 

 

 

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 2/11 『スリルミー』ソワレ

ヒョンジンレイとヘジュンリチャード

私と彼をレイとリチャードって呼ぶのは癖なので慣れてください

リチャードがドSであればあるほど楽しくなってしまうので楽しみ。レイも天使のように愛らしい…

と思っていたのに

 

 

 

私の知ってるヒョンジンレイ、どこいった

 

 

 

 

まあ前が韓国スリミ初見だったので見落としが多かっただけかもしれないけれどこんな衝撃は受けなかったので、多分、前はしてなかったことだらけだったと思う。

 

まずよく笑う。これは1月の公演の時と同じである。

 

mmi.hatenadiary.com

 

相変わらず触られることには敏感だしそれをわかってるリチャードが何度も首筋を触ったり顎をつかんだりする。それに対してもにこにこする。顔を近づけられてもにこにこする。デレデレである。

そんなことあるごとによく笑うレイの中に今回見受けられたもう1種類の笑いは

歓びからの笑い

 

順を追って変わったなと思う点を羅列します。曲順には並べてるので時系列に従っているつもり 印象的な曲だけピックアップしてるため特に詳しく書いてない曲もありますが悪しからず

 

 

・Everybody wants Richard

リチャードがレイの腕を引っ張る→マッハで唇を押し付ける(勢い良すぎて思いっきりメガネ、顔に当たってたな)→一度唇軽く離す→リチャード引き寄せてもう一度キス→レイ一生懸命抱きついて引き寄せる→リチャードに引き剥がされる→レイ「もう1回!」の顔する→リチャード離れていく

 

キスのレポを詳細にすな 

まあめちゃくちゃ長かった。前回と比べて尺めっっさ取ってた。えらくあっさりしてるなという印象があったので衝撃だった

 

あとは曲中でレイ足ドンッ→リチャード真似して足ドンッ(倍くらいのバカでか音)の流れで相変わらず音で威嚇してくるタイプ…となった。ヘジュンリチャードは物音も足音もうるさくて圧のかけ方がウケますね。あんまりにもドンドン物音たてるからびくびくしつつも対抗すべく声を荒げて歌うヒョンジンレイ可愛い

 

・Nothing like a fire

正直キスシーンで記憶がふわふわしてるのだけどやたらレイがリチャードに顔を近づけて歌われてた。レイを椅子に座らせたあとしゃがみこんだリチャードに、レイが何度もキスしてほしそうに顔を近づけたり身体を触ったりするのでがっちり顎ホールドされるのが可愛かった。完全に小さい子ども扱い この日のレイはリチャード唇ハンター名乗っていいと思う

 

・A written contract

契約書タイプライターでうたせるところ前も思ったけどかなり操り人形感があって好き。肩掴んで座らせて、その肩においた手をゆっくりと身体に沿わせながら腰あたりまで下ろし、日本語歌詞の「作ってサイン」の部分で手を掴んでタイプライターの上に強引にのせる。全てを手に入れるために望んで操り人形になるレイ…

 

日本歌詞「血で汚すなよ」で足元に垂れてしまったのであろう血を足でさっと拭うレイ、絶対ミートソース服に零すタイプとみた。てかそんな垂れるほどリチャードは深く切ったのか…。

 

折りたたんだ契約書を渡すシーン

笑顔で受け取ろうとするレイ→リチャード一旦引っ込める→レイ、クーン…って寂しがって鳴いてる犬みたいな表情→ちゃんとリチャード渡してあげてめっちゃ笑顔になるレイ

表情の移り変わりが幼い子のそれでかわいいですね

 

 

・Thrill me

 

かばんでどれだけでかい音出せるか選手権勃発 

 

レイがリチャードの目の前にかばんを投げ落とす

リチャードすごい勢いで蹴る(ここで取りに行くレイ、犬?)

取りに行ったかばんを全力で投げるレイ

 

ふたりともモノに当たらないでほしい。

 

曲の終盤でベスト脱ぐところ、レイのマッハで脱ぐ演技でどれだけ我慢してたのか伝わってきて演技が細かくていいなと思った。そのあと階段で押し倒されるリチャード「されるがままですが何か!?」みたいな舐め腐った顔してたのでレイが服つかんで引き寄せて暗転 いい夜をお過ごしください

 

・The plan

満面の笑みで服を着るレイ。ポケットからはみ出してないのにわざわざ服の中から契約書ひっぱり出してにこにこしながらしまうのおもろすぎでしょ。ポケットに入ってる宝物何回も確認する小学生か?

 

・Way too  far

ここらへんから様子がおかしい。やたら勝ち誇ったように笑う。「戻りたいと思っていても戻れなくて…」とか歌いがら辛そうな中にも歓びが見える表情 道に迷ったのも禁じられた森に入ってしまったのも全部リチャードとふたりだから嬉しくてしかたない。何も後悔してないのに後悔してるっぽい歌詞を歌うのがあまりにも違和感があってぞくぞくした。ほんとにリチャードのことしか考えてない

 

・Roadstar

子どもの誘い方がかなり自然になってたリチャード、ナイスすぎる。怖い顔せず優しい表情で誘い出せてえらい

 

・Ransom note

ここで脅迫状を書いているリチャードの頭をゆっくりと頭に触れない距離で撫でるように手を動かすレイ ここから操られていた対象が操る立場に変わるのがはっきりわかるのテンションあがる

 

・My glassess / Just lay low

日本語訳「お兄さんに代わってくれる?急用なんだ」の部分が全く優しくなくてウケてしまう。比較対象に日本版2013年ライブCD田代万里生レイを出すと

「(勢いつけて)もしもし!あぁ、(優しい声にかわって)お兄さんに代わってくれる?急用なんだ」

ヒョンジンレイ「お兄さんに代わってくれる急用なんだ!!!(ここまで一息)(圧)

あとはリチャードが1月の時よりもうろたえていて人間味が早い段階で出てくるようになったのが印象的だった。人間を取り戻すのが早いリチャード(元々人間ではある)

 

・I'm trying to thinkの後のシーン

今日も足蹴りシーンありました。なんの報告だよ。

 

今回いちばん書きたかったのはここ

 

リチャードがタバコのケースにキスをして渡しタバコを1本投げつけて去っていき、しばしの沈黙の後

 

 

レイ「………アッハッハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!

 

 

まじで気、狂ったのか?????

 

微笑みを浮かべたままゆっくりとWay too farのリプライズを歌いながらタバコのケースを見つめ、先ほどリチャードがやっていたようにそっとキスをするレイ

完全に勝利を確信した笑い。リチャードをうまく操ってここまでこれたことへの抑えきれない喜びを隠そうともしないのがさっきも書いたようにリチャードのことだけを考えてここまで生きてきたことを証明してくれた

 

・Keep your deal with me

土下座しながら「俺のせいだよ…」と歌うリチャードに態とらしく驚いた表情をしつつも喜びを隠せないレイ。そんなに笑ったらもう計画リチャードにバレない?大丈夫?

 

キスは嬉しそうに近づいてきたリチャードを一旦待てするレイ→引き寄せてキス

どっちがどっちの犬なのか考えさせられる

 

・Afraid

全力怯えリチャード爆誕

本当に人間味が増した気がする。声もすごく震えていて、まああんなにレイが怖くなったらこれくらい全力で怯えるようにもなるか…となった

 

・Life plus 99 years

リチャードが殺人を計画するあたり(曖昧)で「いや、いや、いや…(ハートマーク)」と語尾にハートマーク付きで言っていたのを嬉しそうに完全再現するレイ

わかってないねえ…とでも言いたげな態とらしい呆れ顔をしながら歌い出すレイ、完全に勝利者の顔だったな 何度も嬉しそうに声を出してケタケタと笑うたびにやばいものを見るような目でリチャードに見つめられていることには気づいているのか否か

 

・最後のシーン

日本語訳「自由…?」と言った後、また声を出してケタケタと笑い、もう一度「自由」と笑いながらぼんやりと外を見つめるレイ。いつもその目の先にはリチャードの幻覚がいるんだろうな

最後にタバコのケースを取り出し、もう一度先ほどと同じようにキス 完全に34年前の記憶を思い出している表情だった

 

 

 

結論:短期間でここまで役の印象を変えられるヒョンジンやばい 

 

 

 

さすがに沼が深すぎて現世に帰ってくることを完全に諦めた公演でした

 

 

Auf Wiedersehen…

 

 

 

 

 

ミュージカル『PAUL』2020年韓国版

アンニョン~ 2/8の深夜から韓国きてます!

 

思い返すと濃い数日間でした。2/6に青山で『bare』を観て号泣したかと思えば2/7には銀座で『モーツァルト-オレは誰だ!!-』をみて温度差で風邪を引きそうになりながらもなんとか飛行機乗って大韓民国に入国できました。オレは誰だに関してはSFの類が範囲外すぎて言うことがない(というか何を言ってもラストに繋がってしまう)ため気が向いたらふらっと書きます。ネタバレにならない程度の感想をいうと東山さんが宇宙一美しかった

 

さてタイトルにも入ってる通り2/9に大学路で『PAUL』を観てきました。あんなにスリルミーについての話をしていたのなら今回の滞在期間中もスリミを詰めに詰めてるのでは…と思った方へ。最初はそうでした。ウソクたやまじでごめんな 今回観劇予定の4本中3本がPAULになりました。推しという存在は全てを狂わせる

 

観る前はまあ普通に怖かったです。まず日本未上陸だからストーリーが短いあらすじしかわからない。そしてキャラ推しなのか俳優推しなのか問題。2.5界隈ではよく議論されてますね。現在の推しであるキム・ヒョンジンは私の好きなミュージカルキャラベスト3のひとり、ネイサン・レオポルドを演じているから好きなだけでは…というようなあれです。そんな悩みが観劇前に出てきたのですが「まあどうしても行きたくなくなったらキャンセルしてスリミの当券買えばいいし…」と完全に韓国ミュージカルのチケットの取りやすさ及び手放しやすさに身を委ねてPAULのチケットを確保しました。これが前の渡韓の帰る前日ばかでかいラブなホテルのベッドの上で寝そべりながらやってたことですね

そして話は2/9に戻ります

 

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全員ダブルキャストですが2/9はマチネもソワレもキャストは全員同じでした。

幸いにも検索していたら1つだけPAULのラストに言及してくださっているブログを発見し、物語の一連の流れは知ることができました。ブログを書いてくださったゆりっぺ様本当にありがとうございます助かりました…ブログ早いところ重文にしたほうがいいと思います。

 ただラストや設定がわかってもどこが決定的なセリフなのかについてはわからなかったので絶賛消化不良中です。それでも推しの演技の細かさや表現力の豊かさは存分に伝わってきました。好きが増したのでこれからもヒョンジンの出てる舞台は観られるものは全部観たいです。以下感想ですが内容はあやふやなので雰囲気を味わうか…という軽い気持ちで読んでください。観たことのある有識者は違うところがあればこっそり教えてください。すぐ訂正します。

主人公のポールは母からの虐待の影響で多重人格者。苦手なことは触れられること、大きい音、女性の笑い声で、そのうちのどれかが起きるとひどく取り乱す。自分の中にある人格であるルーシー、ニコライ、ギヨームはどれだけ大声を出しても自分の頭を撫でても大丈夫みたいです。その証拠に、謎の訪問者である大量のフォーチューンクッキーを持った女性ワトソンが家に来たときも落ち着かせようと3人が代わる代わるポールの手を握ったり頭をよしよししたりしてました。あまり適切な表現ではないですが3人に宥められてるポールめっちゃかわいい(小声) そんな大量のトラウマ持ちのポールが心が乱されてどうしようもなくなってしまった時、ルーシーが歌って心を落ち着かせて眠らせるシーンがとてもほんわかしました。歌っているうちにお人形さんみたいに首をこてんっと倒し夢の世界に入るポール…。あとはルーシーと一緒に家の屋上へ行き2人で「きらめく星を探して」(原題は반짝이는별을찾아)を歌うシーンが好きで心に残ってます。星を指さしてにこにこしている推し尊い

全体的に明るく見えるが実はだいぶ暗いみたいな雰囲気を纏っている舞台という印象。ポールが虐待されていた時のことを思い出してソファーの上で丸まったり降りてソファーの影に隠れて怯えたりするシーンとか普通に心痛む…。短くてもインパクトの強いシーンって頭に残るじゃないですか フランケンシュタインの2幕の闘技場のシーンとか。私は闘技場のシーンが怖すぎて日本初演の時2幕の間で3回くらい退席しようと試みました。懐かしいですね。今年も退席しないように頑張ります。話が逸れました。そう考えるとワトソンとのシーンは劇中の中では比較的明るめだったかも。だけどワトソン自体が何者かわからなかったので私は最後まで彼女が出てるシーンは全部怖かったです。もっと深くいろんなことを知りたいので誰でもいいから日本版やってほしい。それか台本か歌詞カードをください。必死に自力で訳すので 

ヒョンジンのポールはとにかく表情が豊かで、特に困った時の表情があまりにもクーン…ってしてるわんちゃんでした。どうしても表情豊かだったり演技が細かい俳優は動物に例えてしまう ちょこまかした動きとかほんとうさぎそっくり(盲目おたくの妄言) あとは「きらめく星を探して」でルーシーに被せて歌うAh〜の高音があまりにも綺麗でした。全体的に高めの声の方なのでどんどん高音を活かせる歌を聞かせてほしい。ポール、ルーシー、ギヨームはラストで事実がわかりある決断をした後*1にそれはもうめちゃくちゃ泣くんですが(ちなみにニコライはみんなのよしよし係)、夜公演ではポールが一度泣き止んだのにシーンが変わった後も再び泣けてきたのか涙声になってしまい、舞台上でべしょべしょに泣く俳優を好きになりがちな私はまたヒョンジンの好きポイントが増えてしまった…と頭を抱えました。好きしかない

 

PAULは今回の滞在中にもう一度観るのでまた何か気づいたことがあれば書きます。内容がわからないミュージカルは観るまでに怖さがありますが幕が開いてしまえば何を楽しむかはこちらの自由なので、これからも恐れずにばかすか韓国で日本未上陸舞台を観たいと思います。みなさまもこの先知らない作品にたくさん出会えますように

*1:ラストについてはゆりっぺ様のブログを参照

ミュージカル『bare』日本2020年版

曲が好きと作品が好きが比例しないのは石丸さん主演ミュージカル『パレード』で体験していたのでそこまで驚きはなかった。が、あまりにもラストがしんどい

 

以下ピーターとジェイソンのネタバレしかないです。

 

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たまたま見かけた韓国でのbareの動画を見かけて曲が好きすぎるので世界のどこかでやっているなら行きたいと思っていたら日本の青山でやっていることを知り急いでチケットを取った。それが確か1月中旬くらいだったと思う。その日からはラストに触れないような軽いあらすじだけに目を通しスリルミーとbareばかり聴いて昨日まで生きていた。しかも聴いていたのが全曲ではなく動画が上がっているもののみだった。特に聴いていたのはYou&I、そしてbare。bareなんてもうしばらくは聴けないですね 歌詞の意味を考えろ

 

メロディーを頭の中で何度も繰り返しわくわくしながら客席に座った浮かれピーヤ客を待ち受けていたのは受け止めきれないラストだった。今までしんどすぎる物語をみても「まあ舞台やし」という気持ちで流してしまうことが大半な自分がマチソワ間ずっとタリーズで泣きながら感想を打つ羽目になるとは思っていなかった。というか逆にどんなラストなら受け入れられたのか考えたけどしんどすぎて何も思い浮かばなかった 今ならいくつか思いつくけど。

 

“曝け出すことで生きることを決めた人と、曝け出した上で死を選んだ人のミュージカル”

 

思い返してみれば1幕から2人が幸せなシーンがひとつもなかった。だからこそ最後は少しでも救われると思ってた。ラストが幸せではないラストでも生き続けはすると思っていた。パーティーや誕生日会や稽古は盛り上がりがやがやしていたけど、そのなかでもピーターとジェイソンだけはずっと、物語の片隅のスポットライトの当たっていない世界に見えないように取り残されているように感じた。結構楽観主義者なところがあるので最後にジョンソンがルーカスからもらい飲んだのは舞台を成功させるためにただのエナジードリンクか何かだと信じ切っていた。死なないラストであってほしすぎたからトンチキな妄想をしてしまったことを赦してほしい。

2幕のロミジュリ本番直前「神父様に話したよ」ってジェイソンがピーターに伝えた時、良かったこれで救われると嬉しい気持ちになった。だけどジェイソンにとって、誰かに話すということ=死って気持ちが拭きれなくて、だから死を選ぶしかなかったと考えられなくはない。曝け出すことができなかった人たちの物語、と書かれているけどそれでもジェイソンは神父様に自分たちのお話をしたわけだから、それは立派な曝け出すことだったのだと思う。だけどジェイソンはそうやって話すこと自体耐えられなかったんだろうなあとも理解した。

純粋にジェイソンは一生誰にも曝け出さない方が苦しまなかったのだと思う。だけどそれをピーターが許さなかった。許さない、というのは劇中で「助けだす」ことと同義語だと思ってる。自分がゲイであることを言わないことが苦しいピーターと、言うことが苦しいジェイソンが最後まで一緒にいられる確率というのは極めて低い。そう考えると死というラストは考えられなくはないなと必死に自分を納得させた。

 

観終わった後少し調べてみたらbareのことを春のめざめやRENTと似てるという感想をいくつか拝見した。確かに雰囲気は似ているし制服の男女がわちゃわちゃしていると春めざだ…と思ってしまうけど、最後まで見てみると雰囲気以外はほとんど似ていなかった。bareの救いようのなさはどの作品とも比較できない。RENTのエンジェルが亡くなってしまうのは病気が原因だからどうしようもないのだけど、bareでジェイソンが亡くなるのは自殺なのでここの違いは大きいと思う。何度もいうけど雰囲気や音楽のテイストはまじで似てる。

 

この作品の唯一の救いは、ジェイソンが薬か毒を飲んだことに気がついたピーターの腕の中で死ねたことだけだと思う。そのまま眠るように倒れて、しっかり抱きとめられたままステージの上で亡くなった。最愛の人の側で一生を終えられたジェイソンがいちばんこの作品の中で救われたのかもしれない。誰かが自殺をすると決まって死は救済なのかどうかという議論が起こるが、bareにおいてはどれだけしんどい気持ちになろうとも他の幸せなラストを思いつこうともジェイソンにとって死は救済だったと今なら声を大にして言いたい。

ピーターが自分たちがゲイであることを知っていた神父様に向けて言った「赦します」

ここも観終わった直後は理解ができなかったけど、今冷静に考えると、シスターにゲイも黒人も抱えているものは同じだと言われたことを思い出したからこう答えたのかなと思ってしまった。特別にゲイである自分たちにかける必要のある言葉などない、だから神父様のことを赦すほかの選択肢はなかったのかなと思えた。まあここでピーターが「赦しません」と言うラストが単純に考えて想像がつかないのだけれども。

 

少し他のキャラの話をすると、何がしたかったのかわからなかったアイヴィとかクラスでくそでか声でオカマ野郎!とか言えてしまうマットとか思春期の子ども感が強すぎて自分の高校時代を思い出して恥ずかしい気持ちになった。どうしたいかわからずによくわからないことに走る気持ち、学生を経験したことがかる観客は多少なりとも理解できてむず痒くなると思う。

 

今回見比べができたのがジェイソンだけだったけど雰囲気が全く違ってザ・ダブルキャストという感じがした。安井さんジェイソンはすごく無理をしてクラスの人気者を演じている感があって辛かったし、小谷さんジェイソンは最初から苦しみが強すぎて文字通り愛のために死んだという印象が強かった。

 

あとこれはもう本編の内容とは関係がない話だけどジェイソンが亡くなった後ピーターは後追いしてると思ってます。「君は僕の全て」とまで伝えるほど心の底から想ってた人が死んでしまったピーターは1人では生きていけない気がする。私がピーターなら卒業式終わったあと後追いします。みなさんがピーターならどうするのかすごく気になるのでリプライでもコメントでもいいので教えてください。

 

以上とっ散らかしたbare感想でした。この先もずるずると考え続ける舞台になりそう…推しで再演し劇場の前で号泣する未来が見える。普通に怖い

まだまだ寒いですが、この先もよき観劇ライフをお過ごし下さい。

ネタバレしかない新生ミュージカル『デスノート』

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行ってきたよ新生デスミュ!!!!

 

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今日はマチネだったので村井くんライト…ムライト…ムライトってムーンライトみたいでかわいいね。なんかおいしそう。

 

以下、内容にがっつり触れるのでネタバレ注意

 

 

 

前と同じくオケピの上に通路があり、そこにちょこんとりんごが。始まる前からデスノートの世界。

何箇所かカットされたシーンや短くなった曲はあったけど、演出は前のものとほぼ同じでした。やっぱり全体的にストプレっぽい…間を大切にしているところが特にストプレっぽい。セリフが何もない時間、いろいろ考えられるので大事ですね。みんな行間読むの大好きだもんね。

 

1番前と変更された部分で心に残ってるのが1幕最後「正義はどこだ(リプライズ)」の最後の歌詞

 

 

月・L・その他「キラ(我)こそ正義〜」

 

今回

月・L「我こそ」

その他「キラこそ」

月・L・その他「正義〜」

 

わ、わかれとる〜!!!!!!!!!!!!

 

単純に聞き取りやすいだけじゃなくて、全員の強い意志を感じられてとてもよかったです………わけてくれてサンキュ……。

 

 

 

ムライトは最初平凡な学生っぽさを前面に出していたからこそ、どんどん狂っていく様がはっきりと見て取れました。ムライト怖い。2幕最後にLと対面するときの笑顔がまじで怖い。サイコパスみが強い。

最後サイコパスみはあるけど、あくまでも自分の正義に従っただけ、という純粋ゆえにやってしまった感じが強くてどうしても責められない…凶悪犯罪が多い世の中が悪いよねよしよし…という気持ちになってしまう。

あとは最後リュークに殺されるときの歌(ほぼセリフ)に全部濁点ついてて

 

「ああああああああああああああああああいだみ(痛み)もおおおおごえよ(越えよう)おおおおおおおおおでぎるのはぼぐ(できるのは僕)!!!!!」

 

こんなんだった。たくさん人殺ししたのに生に執着するの、ほんとにただ自分の正義に従ってただけなんだな、としみじみ思いました。中身純粋でいい子なんだよな…。

 

 

ふうくんのLはまじで原作のLでした。シルエットが薄くて長い。身のこなしは若干背筋ピンッでしたが他のキャストと並ぶと猫背が目立って二重丸でした。

あとはセリフの言い方が文章に句読点が全くない言い方だったので松ケンのLを思い出しました。映画のね。あの、一文を抑揚なく一気に話す感じ。ただ2幕のテニスシーンが終わったあとの月に向かっていうセリフ(しっかり覚えてない)がやたら楽しそうでお友達できてよかったねえ〜と純粋に喜んでしまった。Lに甘いんだよなあ。

自殺シーンは最後の最後まで悔しそうなのが見て取れたから、急に自分の意思で月の心臓打ち抜きそうでハラハラ。危ないそんなんだと同時共倒れルート発生してしまう。

そのくらい月への憎しみとゲームに勝てなかった悔しさが見て取れたから、繊細な演技が得意な俳優として今後活躍していくのかなあとちらっと考えました。これからも舞台立ち続けますように。

 

 

さくらちゃんのミサミサはいい意味でめちゃくちゃ幼稚なのがすごいよかったです。あれくらい幼稚でわがままだからこそ、月を思い続けられたというか…自分が好きだ!ってアピールした相手に冷たくされたらわたしとかだとちょっと引いてしまうけど、さくらちゃんのミサミサ「そんなこと言われても!!!好きだから!!!!」っていう、頑丈すぎる意志を見て取れて嬉しかったです。自分の気持ちをしっかり持ってて、それを大切にし続けてるからこそノートを放棄する決断もできたんだろうし、全てを「月のためにするから!!!!」っていう強い思いを感じられる話し方が印象的でした。あとみんなライブシーン拍手しよね!楽しいから!!

 

パクヘナさんはまじで出てくるだけで号泣してました。声が良すぎて。

歌声だけでなくセリフを言うときまで全部声が響いてて、特にソロ曲は会場をパクヘナさんの歌声の膜張ってました。しばらくそこから出てこられなかった…。

セリフの言い方は穏やかさの中に強さを隠してたのがよかったです。

 

特に2幕ハチ公シーン

 

レム「その子に手を出したらわたしが許さない!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (クソデカボイス)」

月「はい」

リューク「…はい」

 

ただのミサミサ◯コム

月とリュークが引くほどのセ◯ム

 

愛の深さを声の強さで表現できるのはほんと強い…。

 

 

横田さんリュークはよく笑うしツッコミが速かったのでテンポがよかったです。あんまり子どもっぽさは感じなくて「人間界に出張に来てます」感の強い死神でした。ほんとにただ暇つぶしをしているだけ。だからあんなに簡単に月のことも殺しちゃったんだろうな。

 

今井さんパパは月への愛情たっぷりでした。なんというか月信者っぽかった。世間にキラ信者が蔓延っている中、パパは最後までひたすらに月信者でした。月の性格も頭脳も全てにおいて信頼してる。そんな中でLに月=キラだという決定的な証拠を言われて、そこで初めて「もしあの子がキラだったら…」って辛そうに歌うから余計にしんどかったです。来世では犯罪しない息子のパパになりますように。

 

 

あと相変わらず音楽最高!!!!!!

ワイルドホーン、こんなに曲数あるのに耳に残らない曲がひとつもないの不思議すぎる。なんでこんなに耳に残って口ずさみやすい曲ばっかなの…?しばらくデスミュの曲は聴いてなかったけど、イントロ流れたらどの曲も心の中ですらすら歌えました。恐るべしワイルドホーンの曲の魔力。

 

今回、キャストが変わってしまうって聞いてから正直行くのどうしようかぎりぎりまで迷ってました。前回のキャストが大好きすぎて、それを薄れさせたくないって気持ちが強すぎて…(典型的な厄介なおたく)

だけど幕が開いて最初の曲を聴いた途端、曲があまりにも良すぎて「この作品は今後もずっと上演され続けてほしい!!」」と心の底から思えました。だから本当に足を運んでよかったです。恐るべしワイルドホーンの曲の魔力(2回目)。

 

 

甲斐くんライトもはやいところ観たいな〜と思ってます。なんとかして予定つける。

 

その前に渡韓…帰ったらそろそろキャリーの準備しなくては。渡韓期間は時間があるので毎日更新したいな。乞うご期待。

 

みなさまもよき観劇ライフを〜!!!

 

2021年1月19日までに観た舞台・ライブまとめ

1/19まで、という半端な日付なのはこのブログを始めたのが1/19だからです。悪しからず

 

 

1/4 大阪 ミュージカル『テニスの王子様3rdシーズン 青学VS立海 後編』ソワレ

去年わたしにとっていろいろあった()テニミュが2020年の観劇初め。こんなことってあるんだな…。いかなる時も支えてくれた某ふぉろわが誘ってくれなかったら後編は100%行ってなかったです。

立海は関東の時からずっと上手いイメージがあるから安定してるなあと思ったけど、青学がものすごく成長していて、ああ後編観に来られてよかったなと思えました。

元々推し、本当に歌うまくなったな(号泣)

最後の公演でまさかの元々推しの顔だけでなくて歌にまで惚れ込めて幸せでした。

元々推しだけでなく、他の青学メンバーも歌や演技がとても研ぎ澄まされた感じがしました。余分なものがなくなってより観やすい青学になってました。ストーリーにのめり込めるくらいの演技ができるようになったことがただただ誇らしかった。あとは私自身が青学の女なので、青学が全国優勝できて大喜びしました。よかったよかった。

ただ、黄色と緑のジャージの子たちがね…もう…出てくるだけで思い出がブワーーーって蘇ってしんどくなりました…ああ…(自重)ドリライは後編誘ってくれた子と回ります。今から5月が楽しみ!!!

 

 

1/9 愛知 ミュージカル『天使にラブ・ソングを〜シスター・アクト〜』ソワレ

三ヶ日しっかり帰省していた愛知に早くもカムバック!!!ww観劇好きのおねーさまにガンガン推された舞台、今年も無事行けました。愛知県芸術劇場の2階は実質1階だから観やすくて大好き。モリクミさんは観るたびにパワーが増してていつも驚かされます…。2年くらい前に観たのが最後だったから記憶が朧げで、 2幕のストーリーに尋常じゃないくらい感動してしまった…記憶がないっていいこともあるんだな…。デロリスを庇うシスターたちを観て「これが絆…」と泣きそうになったもん。

あとシスターメアリーロバート役の屋比久ちゃん、あまりにも天使。力強い歌声で繊細な性格を表すことができる女優さんや俳優さんはひたすら愛おしいです。

 

 

1/11 東京 DIAMOND☆DOGS HAPPY NEW YEAR LIVE2020

出ました通称ひゃっぴー!今年初のライブがD☆Dさんだったの最高でしかなかった!!毎日写真見てきゃっきゃしてたのに新メンバーになってから会いに行ったのがまさかの今回で2回目なことを知ってびっくりした。ねえもう50回くらい観てる気分じゃない…?50回は盛った、10回くらいは観てない?

りおちこと新開理雄くんがも〜わけわからんくらい見た目もお声も可愛らしくてほわほわしてて、マチソワ間フォロワーと「ああああ可愛い!!!!!」みたいな話しかしてなかった気がする。え、あの1時間ひたすら可愛いしか言ってなかったよね?言ってなかったですね。

久々に見たD☆Dさんはキラキラしてるけどどこかアットホームな感じがして、素直に「ちゃんと帰って来られてよかった」と思えました。ここでいうちゃんと、の意味は今はよくわかってないしそんなに深い意味はないと思うけど、それでも現場に行けて元気にわちゃわちゃしている姿を見て、一緒に声をあげられてとっても安心しました。足を運んで安心できた現場ってそんなにないもんな…いつまでも特別な人たちです。

 

 

1/16 愛知 ミュージカル『ロカビリー☆ジャック』ソワレ(大千秋楽)

もう住んでる場所から愛知までの定期買ったら???

驚異の1月愛知公演率の高さ。いつも前日に「明日結局くる?」「うん」って連絡して愛知公演は行ってる気がする。

主演のやらっちはいつ見てもスターだなあ。やらっちが全力で踊る姿を観るとついついプレゾン思い出してニコニコしてしまう。やらっちだけでなく東山さんもそうだけど、踊れる人が踊ってる舞台はただただ異次元空間って感じがするので終わったあと「すご……」以外に言葉が出て来なくて困ります。ブログを書くものとしては致命的です。今年は語彙力増やします(毎年言っとる)悪魔役の吉野さん、2幕がずっとJCSの衣装っぽかったのがツボって、いいシーンでも笑いが堪えきれなかった…あの人は存在がずるい

音楽がどれもキャッチーで耳に残りやすいのもよかったです。シンディー・ローバーが作った『キンキーブーツ』の曲がどれもキャッチーなように、ヒット曲を生み出してきた斉藤和義さんが作ったことに意味があるのかなと思いました。オチがハッピーなのもザ・ミュージカルって感じがして、終始楽しかったです!

 

 

1/18 大阪 ミュージカル『ダンスオブヴァンパイア 』ソワレ

これもミュージカル好きおねーさまからゴリゴリにおすすめされたミュージカル。最初から最後まで「!??????」の連続のストーリーでした。コメディ…?コメディ、なのか…。

祐様の弱い音の綺麗さは異常。弱くてもしっかりと響かせることができる俳優、この世に何人いるんだろ…。もちろんまだ観劇経験浅いから知らないだけだと思うけど、私が今一番美しい弱い音が出せると思う俳優は祐様です。

マタ・ハリ』以来のとんちゃんは歌がとんでもなく上手くて1000回くらい惚れ直した。ジャージー楽しみでしかない。城に向かうときに怖すぎて「ぴえん><」してる男の人あまりにも可愛くてずっとオペラグラス外せなかったです。

あとは世の中のおたくが2幕に狂うわけがよくわかりました。ヘルベルト、狂わせているのはあなたなのね…。たっくんのヘルベルト、ヘルお姉さま…。ひれ伏したくなる美しさ。美。明日から爪黒くします。お風呂シーンが終わってからもずっと頭の中でそのシーンばっかり上演させてます。最高。女性とも男性とも言い難い中間的なお声で歌う歌、ひたすら至福…。

 

 

ということで偏った1/19までの観劇記録でした。偏ってしかない。

どの舞台もライブも今のところ心から行ってよかったー!!!!と思えるものばかりだったから、今年はそんな作品ばかりになりますように

 

今月はあとは23日に『デスノート』、26日〜31日まで韓国で怒涛の観劇ラッシュしてきます。『デスノート』はたまたまフォロワーさんとかぶったので楽しみ倍増!

韓国はスリルミーとストーリーオブマイライフ(SOML)のために行ってきます。てかなんで1ヶ月半で韓国3回行くことにした?

 

みなさま体調にはお気をつけください。

 

良き観劇ライフを!!!